お医者さんの雑学

核兵器禁止条約 賛成 Ⅱ

2017.04.03

2016年10月29日のTea Timeにおいて、国連で行われる核兵器を禁止する条約に向けた交渉を2017年に開始するように求める決議案に、日本は反対したという報道を伝えました。

心の底から驚きました。それを受けて、

第1回の歴史的な国際会議が2017年3月27日から31日まで開催され、第2回の交渉(6月15日~7月7日)で条約が採択される公算が強くなった。

各国代表や市民社会代表の発言が続き、日本人被爆者の演説もあり、人道に反する兵器である核兵器廃絶を目指すことなどを明記する内容になりそうだとの報道がありました。

これらの交渉の経緯が報道されるだけでも核無き世界に向けて意義深いことだと思います。

しかし、核保有国が参加しないので意味が無いとか、核の傘に守られている立場で参加するのはおかしいと言って、参加の努力をしないのでは、いつまでたっても一歩も進みません。

115ヶ国が参加した核兵器を法的に禁止するこの交渉に、唯一の被爆国である日本が参加しなかったことを嘆くだけでなく、今からでも、良心に従い参加できるように、国民一人ひとりが声を出していこうではありませんか。

先生のお考えは? (A)